要因1-カフェイン
原因には、色々な要素が絡まっていたので、
最初に出てきたのはカフェインという、わかりやすい外的な要因。
カフェインによる震えという案に至った時、
実際、要は「緊張しすぎ」に違いないわけだけれども、それではと言って単にイージーゴーに切り替えて震えなくなるなら苦労はない。そういう精神の持ち主は、そもそも震えに悩むことはあまりないだろうし。
だから、緊張してしまうものは仕方がないと腹を決めて「
見えにくくても、物事にはたいてい原因、理由がある。しかも自分自身の身体・精神の問題に詳細に、際限なく付き合いきれるのは、結局のところ自分自身だろうと思うのです。
カフェインの副作用として私に当てはまった症状は
○筋肉を硬直させる作用
◯血管を収縮させる作用
○交感神経を活発にする作用 等
大雑把に分ければ、上2つは直接身体への作用。
3つ目は精神状態に作用。神経が高ぶることで、呼吸が浅くなる等の反応があり、
エナジードリンク等の効能に顕著なように、カフェインは精神を活性化するので、その身体への反応の一つとして震えを起こしていたのかなぁと。
今改めて検索してみると、たくさんの情報があがっていて「自律神経失調症」「
演奏時の身体の震えについて
まずは今後何度かに分けて、これについて書いておきたい。
この当人にこそ深刻だけれど、他人には大した問題ではない大問題。
私の場合は特にハイトーン、フラジオレットのロングトーン、シビアなピアニッシモではローポジションでも、よく震えた。ほぼ誰でも経験はあるかも知れない。でもその度が違う。静かでゆっくりな曲は弾くにも、それを聴くにも耐えない時があった。
人には文字通り他人事で、でもそう思えるような精神状態なら、ここまでは震えないし、当人には相当に深刻な問題で、自分で治すかやめるかの二択だった。
私は実際この症状だけ思うとやめてしまいたかったのだが、辞めない理由も強くあって、踏ん切りも付かず続けてきた。
私に書けるのは私の場合だけなので、人に、治りますよ! とは容易には言えない。
でも、私の場合は治った。
だから多分、治る。
きっと問題にはなんでも原因理由がある。
私のこの「震え」に対する取り組みは、2013年3月に約8年越しに完了した。完治といえば大袈裟だが、色々な原因の絡まったものをほどいていって、その末の対策が「解った」。解ってしまえば あとは簡単。それから3年半が経ったが、有効。
解決に至る情報理解やトレーニングには自分自身で取り組む他ないけれど、思わぬところにヒントがある。その思わぬヒントが誰にでも有効とは限らないけれど、その情報を、なんとなく列挙する。
渡欧5周年、極個人的記録公開はじめます。
2016年9月15日 15:10 (オーストリア時間)
コントラバスを弾き始めて、17年と約半年。
音楽系の進路へ舵をきってから15年、
途中でヨーロッパ大陸へ来て、ちょうど5年。
まだ弾いてる。なんとか食べてる。生きてる。
お陰さまであります。
思わず腹を立てることも少なくはないが、学びも多い。
そもそも、自分の常識や思惑があるから人は腹をたてるのでしょう。
だから26歳まで身を浸した常識の外で、度々怒りを覚えるのはきっと極自然な事なのだ。いつか仏の心を識るまでは。。
今日は仕事は休み。練習はまだしていない。
エスニック風カレーをつくってだいぶ遅い昼食。静かな午後…
色々遠回りもしてやって来て、その道すがら本当に色んなことを教えて頂いた。
その正当性が確かになるまで、人目にさらされる場で発言、発表はしない方針だったのだけれど。つまり、せめてどこかのオーケストラに正規の席を得るとかしない限り、何も書けまいと思っていたのだけれど、なんだか今 タイミングが来たようなので、始めることにした。
実際私自身、自分なりにだいぶ楽になった。あくまで当社比でなら、すごく上手くなったとすら言える。自分のイメージを自分で音、音楽にできる率が上がったという意味において。
当然とされることも 一から考えて やっと理解する私の思考回路は、多くの人にまだるっこいに違いない。そんなわけもあり、ここに書いていく情報が誰かの役に立つ可能性は極めて低い。でもゼロでないなら、このインターネット検索横行、情報過多の時代、その端っこに記録を加えておこう。そんな極個人的情報漏洩を地道に気長に行うべく、ここにブログを始めます。